旭化成ホームズは、2025年4月1日付けで代表取締役社長を交代する。新社長に就任するのは、現・取締役専務の大和久裕二氏。25年4月に新たにスタートする中期経営計画の実行に向けて、経営体制の刷新を図るためとしている。
グローバル展開を加速する姿勢を明確に打ち出すため、新社名にはアルファベット表記を採用。また、「工業」を外すことで、モノづくりのみにとらわれず、提供価値を「モノ」から「コト」へと変革する姿勢を表した。
今回開発した工法では、福山大学と共同開発した様々な形状の独自のプレキャスト板を使用。基礎の形状に合わせて複数種類を組み合わせて施工する。通常のコンクリート基礎と異なり、現場でコンクリートを型枠に流し込んで硬化させる時間が不要なため、災害復興住宅などの速やかな着工が可能だ。
一般的に、1回の地震に耐えることができても、過去からの地震のダメージが木造家屋に蓄積され、繰り返し地震が発生することで、倒壊など被害拡大のリスクは高まるといわれている。繰り返しの地震に耐え、安全に住み続けることができる住まいを実現し供給していくことは、住宅事業者が何よりも優先して取り組むべき重要テーマといえるだろう。
トヨタ自動車が、静岡県裾野市に建設中の自動運転などの実証実験を行う未来都市「Toyota Woven City(ウーブン・シティ)」のフェーズ1の建築が竣工し、2025年秋以降に本格始動すると発表した。