ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。2021年に心臓疾患が見つかり、治療を ...
子どもの頃から「お腹が空いたら餅」という家庭で育ち、餅を偏愛する料理家 ...
わたしたちはいつまで金銭や時間など限りある「価値」を奪い合うのか。ベストセラー『 世界は経営でできている 』では、気鋭の経営学者が人生にころがる「経営の失敗」をユーモラスに語ります。
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。大地震はいつ襲ってくるかわからないから恐ろしいということを多くの人が実感した出来事だった。昨年には南海トラフ「巨大地震注意」が発表され、大災害への危機感が増している。
我が国の財政運営は、このままではこの先、何かのきっかけで、いつ何どき、行き詰まってもおかしくない状態にすでに陥っている。しかも、1,104兆円(2024年度末の普通国債残高の見込み)という天文学的ともいえる借金の大きさと、歴史上かつて体験したことのな ...
作家・いとうせいこうは「国境なき医師団(MSF)」の活動に同行し、世界各地の紛争地や災害地等を訪ねてきた。2024年6月、いとうが向かったのはバングラデシュにある世界一広大なロヒンギャ難民キャンプ。ミャンマーの迫害を逃れた100万人が暮らすキャンプで ...
神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。私たち日本人は、「戦前の日本」をどこまでちゃんと理解できているでしょうか? 右派は「美しい国」だと誇り、左派は「暗黒の時代」として恐れる。さまざまな見方がされる「戦前日本」の本当の姿を理解することは、日本人 ...
多くの人が仕事に対する希望に満ち溢れていた20代から、人は徐々に仕事に対して積極的に意義を見出さなくなっていく。そして、落ち込みの谷が最も深いのが50代前半である。この年齢になるとこれまで価値の源泉であった「高い収入や栄誉」の因子得点もマイナスとなり ...
海外各地の遺骨収集は、生還者(元帰還兵)の証言が頼りだった。政府派遣の収集団には生還者が多数参加し、激戦が行われた場所や戦友を埋葬した場所を証言し、それに基づいて発掘作業が行われた。
人間にとって、睡眠は欠かせない。ゆえに本書のテーマは誰しも興味を持ち得るはずである。なかには眠ることに興味がなかったり、あるいは寝る時間がもったいなくて、できればずっと起きていたいと願う人もいるだろう。それでも「眠らない人間」は存在しない。なぜか? ...
人間はこの人生と世界の無意味さから目を背け、「健全で正常な生活」を送るべくプログラムされた「操り人形」にすぎない——。「生産性」という病に取り憑かれた社会を解剖し、解毒剤を練り上げる、気鋭の著者による連載の第6回は、「反出生主義」について。
あなたは「呼び屋」という職業をご存じだろうか。海外のアーティストを招いて公演を実現させることを生業とする彼らは、長年に渡ってその手腕で日本の音楽史を彩ってきた。本書の著者は、マドンナやボン・ジョヴィの日本初公演を実現させるなどして、呼び屋として名を揚 ...